2012年7月15日日曜日

保険告知書の抜け道で楽々加入

告知書の裏技的な方法で無条件加入できる方法を紹介します。
告知書とは、生命保険や医療保険に加入する際に自分の健康状態などを報告する書類をいいます。通常の告知書は、最近3か月の通院履歴、過去5年以内の手術や入院の有無、過去2年以内の診断結果などを申告します。

分かりやすいように保険契約を成立させるまでの過程を一応書いておきますと・・・
1 保険会社の定款・約款を読む。
この定款・約款は、保険金の支払いに関わるところなのでかなり細かくまとめられています。お金の支払いに関わるので何回で独特な文章が多いです。
分からないところがあれば営業マンに是非確認しましょう。
保険の内容が一体どんなものなのか分かりやすいのは、パンフレットを見るのが一番いいと思いますので、まずはパンフレットを見てから、定款・約款をみるといいでしょう。
2 申込書・告知書を保険会社に提出する
この保険会社に提出する申込書・告知書に、記入漏れや虚偽の告知があると告知義務違反となり保険金が受け取れない事態に陥ります。よってこの申込書・告知書は、正確に記入する必要があります。
3 医師による診査
高額な生命保険などの場合は、医師による診察が必要になる場合もあります。この時に既往歴が発見されれば保険外になるか、または、保険に加入する事ができなくなります。
4 第一回保険料の払込
申込書に不備がなく保険料の支払いが行われれば保険が開始されます。支払いには何通りかの方法があるので確認しましょう。
以上1・2・3・4で保険契約が完全に成立します。

告知書は2で説明したとおり大切なファクターになっています。
数年前、保険会社の未払い問題が発生し、それを機に告知義務の徹底がなされるようになりました。どんな問題だったのかというと・・・
縁故知人を頼った外交員が「告知書など書かなくても大丈夫」「これは後で修正できます」などと旨い話を持ちかけて保険契約を結びました。
そしていざ病気や死亡で保険金を請求する段階になると、保険会社が一切保険金を支払わないという契約者にとっては到底納得のできない問題が多数発生しました。
この様な問題を防止する為にも告知書は整備されました。特に重篤な既往歴でなくとも「3か月以内に医師の診断を受けた場合には告知する」のが保険加入時の常識になっています。

ところがどっこい・・・
ここで登場するのがアフラックの医療保険の新EVERです。
新EVERでは、独特の告知書を採用しています。質問3にある3か月以内の告知書が他社とはかなり違う内容になっています。
他社は「診察、検査、治療、投薬」についての告知を求めています。
一方アフラックの新EVERでは、「入院、手術、検査をすすめられたこと」としています。つまり・・・「診察」「投薬」を受けていても告知の義務がなく、保険加入に全く問題が無いのです。これは、風邪や腹痛など一時的な病気はもちろん頭痛や胃痛などで治療を受けていても問題ないという事になります。
これが他社の場合だとどのようになるのでしょうか?
他社の場合だと例えば、通常の風邪で治っていれば、保障外となるなどの条件付きにはならないで加入というのが一般的です。

しかしこれが胃痛で一度薬をもらった場合では、「胃の病気については、加入後1年間は保障しない」といった制限を設けられてしまいます。
これが新EVERでは、完全フリーとなるのでかなりふところが深いといえます。
他社と比較して3か月以内に病院に行っても告知が不要なのがありがたいんです。
私の経験では、頭痛もちのお客様が季節の変わり目などには頭痛の症状が出るのでかかりつけの医者に痛み止めを処方してもらっていました。
他社では、保障の制限が出ると言われましたが、EVERでは告知の必要が無いため一般的な保障を受けることができました。
この様に新EVERの告知書は、一般消費者にとってかなり間口が広くなっています。

ただアフラックの新EVERで注意点があります。
それは、告知書の7番目にある「過去2年以内に医師から経過をみるための診察、検査を受けるように指導されたことがありますか?」という質問です。
例えば3か月以内に受診していて「1週間経過をみて再度受診してください」ということを言われた場合は、この7番の質問に該当してしまいます。
結果的には、病気がみつからなくても告知して条件などを確認した方が良いだろう。
また病気の種類によっては告知書の他の質問事項に該当する場合もあります。
いずれにしても加入時には担当者に確認することをおすすめします。

2012年7月9日月曜日

知らないと損をする保険の得する技

自動車保険を安くする得する技
自動車保険の等級を親子で入れ替えて保険料を減額しましょう。自動車保険の等級は、親から子共に引き継ぎができます。
若い子供に高い等級を与えれば年齢により割高感を緩和して安くなります。
親が40代・50代で自動車保険の等級が大きいほど期待できます。
例えば・・・
●知って得する技コース
親 6等級
男性、51歳、プリウス、平成16年、車両保険無し、30歳未満不担保
子供 16等級
男性、20歳、キューブ、平成22年、車両保険有、全年齢補償
の場合支払い保険料
親 9万1560円
子 8万3650円
合計 17万5210円

▲知らずに損するコース
親 16等級
男性、51歳、プリウス、平成16年、車両保険無し、30歳未満不担保
子供 6等級
男性、20歳、キューブ、平成22年、車両保険有、全年齢補償
の場合支払い保険料
親 2万1550円
子 21万7060円
合計 23万8610
となります。
知って得する技コースと知らずに損するコースとでは、約6万円もの差額が発生しています。新規に取得する車なら家族の保険と入れ替えOKです。

中断証明
車を手放す場合7等級以上なら中断証明を申請しましょう。車を売却するので保険もいらないので解約するという安易な保険解約はダメです。
10年以内なら再度車に乗る場合に、元の等級を使えるのです。
中断証明は、保険会社から無料で発行してもらえます。


地震保険で得する技
通常の地震保険の損害補償は、家屋の価格の50%のみです。
しかしこの地震保険を100%補償にする事ができます。
それが東京海上日動火災保険の「トータルアシスト超保険」の地震保険の上乗せ保障です。
この地震保険等上乗せ担保特約を申し込むと100%の保障が実現できます。
これは、津波や噴火の被害にも対応しているので万一の時に心強い商品になっています。

2012年7月6日金曜日

おすすめのガン保険

ガン保険の基本設定は、どの保険会社の商品も大差ありません。
1診断給付金
2入院給付金
3手術給付金
の3点からなります。

1の診断給付金は、ガンと診断された時に受け取れる保険金です。初回の診断の時に限り適用されるものや、診断回数が無制限のものがあり、商品によって内容は異なります。
100万円が基本相場になると考えていただければ大丈夫です。

2の入院給付金は、ガン治療のために入院した場合に受け取れる保険金で、日額と入院日数分を保障します。ガン保険の特徴の一つがこの入院給付金が無制限である点です。
ただ給付対象でよくある制限が5日目から・1日目から・5日以上継続入院の場合などです。これらの条件がある場合は、これらの条件を満たす必要があるので選ぶ際は注意が必要です。

3の手術給付金は、ガンの治療のために手術を受けた際に受け取る保険金です。一律で貰える額が決まっているものや、入院給付金(日額5000円)の20倍などの倍数で決定するものがあります。どちらも結果的には額は、さほど変わりません。

上記1・2・3は、どの保険会社の商品も大体同じようなものです。
ではどこで違ってくるのかというと、これらにプラスアルファされる保障が商品ごとに異なっているんです。
このプラスアルファの部分をここでは、便宜上4としておきます。

4のプラスアルファは、以上の1・2・3の他に各種保障が商品ごとに用意され、選ぶ上での商品の特徴となる部分です。
通院を保障するもの、退院時に一定額の給付金を受け取れるもの、先進医療料金を負担するものなど各保険会社多種多様なものを揃えている。
これら備えが充実していればいう事ないが、その分保険料も高くなるので、保険料の兼ね合いを考慮する必要がある。

以上を総合すると、1・2・3の部分は各社で大差ないとすると、4のプラスアルファの部分が充実していて、保険料が安いものが良い保険商品という事になる。
以下おすすめのガン保険の商品を紹介します。なおガン保険は原則、加入後90日間は免責期間となっているので注意して下さい。

●終身がん保険
終身ガン保険では、診断入院に手厚く、診断一時金・入院一時金とは別に一時金が受け取れるオリックス生命「Believe(ビリーブ)」がおすすめです。
他のガン保険の商品とは違う特徴として、基本の給付金に加えて治療のための入院時に、入院給付金とは別にガン治療給付金が一時金として受け取れるという良い点があります。診断一時金と合わせてこの一時金を重視した設計が良い点です。
がん治療は特に、お金と時間がかかる治療なので、診断時に大きな保険金が出るガン保険の商品が出てきています。このBelieve(ビリーブ)は、安価な保険料でその点を填補したおすすめの商品です。

月額支払い保険料の目安です。
30代・・・2480円
40代・・・3610円
50代・・・5400円
保障内容
入院給付金:日額1万円/2万円(日数無制限)、診断給付金:100万円/200万円、治療給付金:50万円/100万円、手術給付金:20万円/40万円、退院一時金:10万円/20万円
となっています。
終身タイプの保険料では、最安クラスで総合90点のおすすめガン保険です。


●定期がん保険
定期がん保険でおすすめのガン保険は、セコム損保の「MEDICOM(メディコム)」です。このMEDICOM(メディコム)は、前述のBelieve(ビリーブ)などの主流の終身型とは、全く異なるプラン設計で評価のできる定期がん保険です。
診断一時金はありますが、前述の1・2・3の基本給付金プラスアルファ4という作りではなく、入院・治療に発生した額を全て保障するものです。
通院も1000万円まで保障対象になっており、自分の財布から一円もお金が出ていかない、自己負担ゼロとなる点が最大の魅力・メリットです。自己負担額が発生しないという点は、さすがは損保の会社と言わせますね。
ただし、デメリットとして定期タイプの保険なので、5年ごとの更新で、更新のたびに保険料が高くなるという点は注意が必要です。

月額支払い保険料の目安です。
30代・・・1430円
40代・・・1930円
50代・・・4460円
保障内容
診断一時金:100万円(3年経過すると何度でも受けられる)、入院保険金:無制限保障(入院日数制限なし)、通院保険金:最大1000万円まで保障(通院日数制限なし)
となっています。
総合点80点のおすすめ定期がん保険です。


最後に上記2つともガン保険ですが、別個にガン保険に入るのはもったいない。保険料をそんなにかける事ができない。保険料はできる限り少なくまとめたい。
という方のためのおすすめガン&医療保険を紹介します。
これは医療保険に含まれるガン保険で上記のがん保険もまかなってしまおうという発想です。
おすすめは、メディケア生命の「メディフィットA」です。
この商品は、30代男性が加入する場合のお勧め保険50代男性が加入する場合のお勧め保険でおすすめした医療保険です。詳しくはそちらをご覧ください。
このメディフィットAは、6大生活習慣病は入院限度日数が延長され、抗がん剤治療特約の設定など各社のメリットをとり揃えた商品となっています。
がんになった場合の保障内容は、がん保険のBelieve(ビリーブ)やMEDICOM(メディコム)には及ばない点はあります。
しかし、保険料をできる限り少なくしたい場合や、最低限の保険しかいらないという方にはおすすめできる医療保険としては、総合90点の優良保険商品です。

2012年7月4日水曜日

おすすめの医療保険

医療保険は、自由参入が可能になった事で競争が激化しています。
競争のおかげで安価な保険料で十分な保障内容を得ることができるようになっています。
医療保険は、保険料の安さで選ぶのが正解と言えます。
以下最安クラスでおすすめの医療保険をいくつか比較出来るように例を上げます。

月々の月額支払い保険料
●30歳加入時(男性)
オリックス生命「医療保険CURE」・・・・・・・・・・・・3420円
アフラック「新EVER」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3280
損保ジャパン「ひまわり生命」・・・・・・・・・・・・・・・3390円
メットライフアリコ「やさしくそなえる医療保険」・・3370円
ライフネット生命「じぶんへの保険」・・・・・・・・・・・3737円

●40歳加入時(男性)
オリックス生命「医療保険CURE」・・・・・・・・・・・・4700円
アフラック「新EVER」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4370円
損保ジャパン「ひまわり生命」・・・・・・・・・・・・・・・4350
メットライフアリコ「やさしくそなえる医療保険」・・4480円
ライフネット生命「じぶんへの保険」・・・・・・・・・・・4971円

●50歳加入時(男性)
オリックス生命「医療保険CURE」・・・・・・・・・・・・6830円
アフラック「新EVER」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6190
損保ジャパン「ひまわり生命」・・・・・・・・・・・・・・・6190
メットライフアリコ「やさしくそなえる医療保険」・・6200円
ライフネット生命「じぶんへの保険」・・・・・・・・・・・6887円

と以上の様になります。これで月にかかる保険料の目安が大体分かったと思います。
次に上記の月額保険料で保障される保険内容を記していきます。

☆手術給付金
オリックス生命「医療保険CURE」・・・・・・・・・・・・10・20万円(入院日額の20倍)
アフラック「新EVER」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40万・10万・5万など回数無制限
損保ジャパン「ひまわり生命」・・・・・・・・・・・・・・・40万・20万・10万回数無制限
メットライフアリコ「やさしくそなえる医療保険」・・20万円(小額給付金あり)
ライフネット生命「じぶんへの保険」・・・・・・・・・・10万円(なしも選択可能)

手術給付金とは、けがや病気で手術を受けた場合に受け取れる一時金の事です。
一律で定額のものと入院日数の倍額で決まるものとに分かれます。

☆入院給付金
オリックス生命「医療保険CURE」・・・・・・・・・・・・5000円・1万円
アフラック「新EVER」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5000円・1万円
損保ジャパン「ひまわり生命」・・・・・・・・・・・・・・・5000円~1万円(1000円ごと)
メットライフアリコ「やさしくそなえる医療保険」・・1万円
ライフネット生命「じぶんへの保険」・・・・・・・・・・・5000円・1万円・1万5000円

☆保障限度日数
オリックス生命「医療保険CURE」・・・・・・・・・・・・60日(7大生活習慣病は120日)
アフラック「新EVER」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60日(通算1095日)
損保ジャパン「ひまわり生命」・・・・・・・・・・・・・・・60日(通算1000日)
メットライフアリコ「やさしくそなえる医療保険」・・60日(通算1095日)
ライフネット生命「じぶんへの保険」・・・・・・・・・・60日・180日(通算1095日)

保障限度日数とは、1入院あたりの保障日数です。つまり1回の継続入院で保障される限度日数を表しています。
基本は、入院の給付額で保険料を選択しますが、日数を選べるものも選択する余地があります。基本は60日です。

☆払込免除特約
オリックス生命「医療保険CURE」・・・・・・・・・・・・無
アフラック「新EVER」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・無
損保ジャパン「ひまわり生命」・・・・・・・・・・・・・・・
メットライフアリコ「やさしくそなえる医療保険」・・無
ライフネット生命「じぶんへの保険」・・・・・・・・・・・無

払込免除特約とは、特定の理由で重度保障になった場合に、以後の保険料は払わずに保障が受けられるものです。大手保険会社を中心に医療保険で増えている特約です。

☆セカンドオピニオンサービス
オリックス生命「医療保険CURE」・・・・・・・・・・・・無
アフラック「新EVER」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・無
損保ジャパン「ひまわり生命」・・・・・・・・・・・・・・・無
メットライフアリコ「やさしくそなえる医療保険」・・
ライフネット生命「じぶんへの保険」・・・・・・・・・・・無

セカンドオピニオンサービスとは、症状に関して相談できる窓口を設けたサービスです。
自分で病院に相談した場合は、それなりの費用が発生するので付帯されていればその分お得になります。

☆先進医療
オリックス生命「医療保険CURE」・・・・・・・・・・・・
アフラック「新EVER」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・特約110円
損保ジャパン「ひまわり生命」・・・・・・・・・・・・・・・
メットライフアリコ「やさしくそなえる医療保険」・・別プラン
ライフネット生命「じぶんへの保険」・・・・・・・・・・・無

保障内容は以上の様になっています。
以上が現在の保険業界で最安クラスの医療保険です。基本の保障内容に大差はありません。
どれを選んでも失敗することは無いです。
自分が、セカンドオピニオンを重視した考えを持っている場合には、セカンドオピニオンサービスがあるメットライフアリコを選択するのもありです。
また払込免除特約が欲しいと思う方であれば損保ジャパンを選択するのもいいです。

その中で私が最もおすすめなのは、オリックス生命「医療保険CURE(キュア)」です。
この商品の最もいい点は、保険料の安さと7大生活習慣病にかかった場合の入院保障限度日数が2倍になる点です。
通常の入院保障限度日数は、60日と他の商品と変わりません。
しかし、ガン・肝硬変・高血圧性疾患・心疾患・糖尿病・脳血管疾患・慢性腎不全の7大生活習慣病の場合に入院限度日数が2倍になります。
払込免除特約は、特定の理由で重度障害にならなければならず、必ずしも特定の理由が満たされるとは限りません。
セカンドオピニオンも大切ですが、他の病院で診療を受けるだけでしたら大した負担にはなりません。本当に大きな負担になるのは、診療後の手術や入院で必要になる費用です。
それに比べておすすめ商品のCURE(キュア)は、通常治療に時間のかかる、厄介な上記の7大生活習慣病に絞って手厚く保障するという合理的な設計が高く評価できます。

オリックス生命「医療保険CURE(キュア)」は、総合得点90点の第一に選択肢に入る優良医療保険です。