2015年5月27日水曜日

賃貸借(借り家)の場合の火災保険


家を借りている場合火災保険どうしていますか?
不動産会社が用意してくれた保険にホイと何も考えずに入っていませんか?

火災保険でフルカバーするとなると大体、「火災」「落雷、破裂・爆発」「風災、ひょう災、雪災」「水災」「水漏れ、汚損・破損」「盗難」これら全てをカバーするという事になると思います。

「火災」は保障の基本ですよね。放火や寝タバコやストーブなどによる火災を保障します。

「落雷、破裂・爆発」も基本部分です。落雷はどこででも発生する災害です。落雷による家電の故障などに有効な保障です。

「風災、ひょう災、雪災」は、日本は台風が毎年のように来ます。また竜巻や大雪などニュースでも毎年のように1度は扱われ私達もそれを見ます。大雪などによる家屋の損害を補償します。

「水災」は、台風や土砂崩れによる損害を填補するものです。土砂などの残存物の片付け費用も含まれます。

「水漏れ、汚損・破損」は、排水や給水ポンプやパイプの事故で発生した損害や、車が道路にある木材や石にぶつかりそれが家に飛んできて家を破壊した時の損害などを填補します。

「盗難」は空き巣や強盗による損害填補です。

これらフルで入っていませんか?
例えば水災保障は、立地や住んでいる建物の階数によっては不要な事は上記の保障内容から分かると思います。
2階以上に住んでおり水災保障が不要な場合は、水災保障をカットして保険料を下げる事もできます。


つまり火災保険の補償内容を自分で必要性の観点から見直す事が大事です。

火災時の保険だけでなく、落雷や水災等の火災以外の補償・貸主に対しての賃借人賠償特約・第三者に対しての個人賠償責任保険特約を確認する事が大切です。

家財保険についても、リサイクルショップなどで格安でベッドやソファーを手に入れた場合は、家財保険にかける金額もそれに見合った金額でよい筈です。
家財保険がいくらまでの金額を補償しているのか自分の家財に見合った内容か確かめてみましょう。

もし安くて自分がこれいいなと思った火災保険があるのであれば、賃貸借契約の際に不動産会社に自分で見つけた火災保険が認められないか聞いてみてください。
契約書面等を見せる事で火災保険加入と認められる事があり安い火災保険で足りる場合が過去のケースでありました。

また賃貸借契約の更新は大体2年での更新が多いと思います。
自分がその場所に当初から2年以上の長期間住む事が分かっている場合は、火災保険契約時に保険期間を延ばして契約の見積もりを貰ってください。
保険では長期割引が適用できる間に、長期割引がきく長期契約をする事で保険料がお得になります。
★2015年秋以降は火災保険の10年以上の長期契約は販売停止になる事で保険料が高くなると考えられます。今の内に長期契約をすれば10万円程度お得になる事も多々ありますよ。


不動産会社が用意してくれる保険にそのまま加入するのは、手続きがスムーズに進むという利益がある反面、不必要な保険に加入し割高な保険料を支払う事になるケースが多いので自分でチェックする事が大切という事です。

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