2016年8月24日水曜日
災害時車が水没しているニュースを見て不安!水没車を保険の力でカバー◎
近年の地震・台風・洪水・大雨等の自然災害で車が水に浸かってしまっている映像や画像を見る事が多々あります。
自分の車を自然災害から上手に守る保険の使い方をご教授します。
まず一般的な自動車保険で、車自体の車両を守るには車両保険に加入する事が不可欠です。
車両保険とは、対人賠償、対物賠償、無保険車傷害、自損事故、搭乗者傷害などの基本となる保険(基本保険)にプラスする保険になります。
プラスに加入するので、保険料金の支払いが増えます。
しかし車両保険に加入する事で以下のような補償が、受けられるようになります。
●車両保険で受けられる補償
車両保険に加入すると、自分で車を壁などにぶつけた場合も補償されます。
また車両保険に加入する事で、台風や高波やひょうなどの自然災害から盗難やいたずらの補償もおこなわれます。
●車両保険でもカバーされないリスク。
しかし、地震や火山の噴火による車両の損害や津波による車両損害については車両保険に加入していても一切補償されません。
●地震・火山噴火・津波のリスクを補償する保険
東京海上日動や損保ジャパンや日本興亜損保や三井住友海上が地震等に対応した特約保険を発売しました。
その名が「地震・噴火・津波車両全損時の定額払い特約」です。(それぞれの保険会社で名前の違いは多少ありますが、これに近い名前になっています。)
名前からすると、一見すごく頼りになる保険のように思われますが、そんな事はありません。
「地震・噴火・津波車両全損時の定額払い特約」がどんな内容なのかというと、どの保険会社も以下の内容になっています。
・年間一律5000円を支払う事。
・地震や火山噴火や津波の時に、車両が全損する事
・上記2つの要件を満たすと最大で50万円の保険料を受け取る事が出来る。
という内容になっています。
うん?全損?50万円まで?
とおもいますよね?
それは正しい判断能力です。
地震や火山噴火や津波で車が全損しないといけないんです。
またどんなに高級な車を所有していても、50万円までしか支払われません。
保険会社の人は、この保険に加入して50万円を貰う事で、車を買う時の頭金に出来たり、中古車購入に役に立つと言います。
しかし、車の時価が、低ければ50万円よりも低減されてしまいます。
例えば、そんなに高くない車を長く10年・・20年と乗ると車の価値はそれはもう低くなります。
10万円又は20万円位しか価値が無い車も多くあります。
そんな中保険料を10年間(5万円)・・20年間(10万円)と支払い、貰える保険料が10万円or20万円or30万円だった場合、差し引きすると新しい車を買う頭金にもならない場合が多々あります。
それだけ災害時の自動車の損害が、いくらになるか見積もりが難しいという事なんですが・・・
災害の時に会社等がどうなるか分からないので、私なら日頃の勉強や経験を積む為に5万円を使った方が良いのではないかと思います。
例えば、5万円を資格取得の費用に使うや、5万円でアマゾンでの商品販売にチャレンジしてみるや、災害時に必要とされる企業の株を買う等です。
●震災から車を守る何か良い保険ないですか?
上記のように車が全損する位の災害の場合、家も大きな損害に見舞われている場合が多いです。
そこで、地震が起きて損害が発生しても100%保障してくれる保険で紹介しているように家財等の保険に地震特約を付与して車以外の家や家財の補償を充実させて帳尻を合わせるのがベターではないかと思います。
特にここで詳しく説明している、地震保険等上乗せ補償特約をプラスする事で100%まで補償が可能となります。
これにより家財等の補償が万全となり、車に上記の車両全損特約を付けなくとも車両購入に資金を回すことが出来ます。
ただデメリットとして、損害が車だけではないので、損害の認定に時間がかかる場合があり保険金支払いに時間がかかるという事があります。
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