2013年10月5日土曜日

老後資金の準備に最適な個人年金保険はあるか?

将来の公的年金には、誰もが不安を持っていると思います。

特に現在40代よりも若い世代では、いくら年金を毎年払い続けても、今の需給額を減額されるのは確実です。

この様な公的年金の不安を払拭し補う意味での個人年金保険の需要は高い。

しかし、現在の個人年金保険の利回りは、決して高いとはいえません。
その利回りのほとんどは、1%台です。
さらに手数料を引いた後の、実質的な受け取り金額を計算すると名目上の利回りよりもさらに低くなります。

銀行の定期貯金よりはまだマシですが、掛け金をかける側としてはもう少し色を付けたいものです。

そのような中でも個人年金保険の需要が高まっているのは確かです。
個人年金保険の選び方の鉄則をお教えしましょう。

年金は、確実性が大切でなので(リスクをとりたい人は、年金以外のお金を使いましょう。)、定額制を選びますが、受け取る額をしっかりと確認しましょう。
つまり、年金保険でもっとも重要なのは、利回りです。

支払う保険料に対して、受け取る年金額がどれだけ増えるのかを把握しておくことが個人年金保険選びでの鉄則です。
個人年金保険を選択する際の選択基準は、積立金に上乗せされる利息だけと断言してもいいくらいです。

ここで代表的な個人年金保険の商品としては、アフラックの個人年金保険があります。
資料やweb上では、「ナンバーワン!」とうたっています。

しかし、年金支払い開始時期や積み立て年数により率は異なりますが、多くの個人年金保険の戻り率は1%ちょっとです。
先ほど私が、計算した段階では約1,14%でした。

なにもアフラックが悪いといっているのではありません。
どこもこの様な1%そこそこになっているという意味です。


そのような個人年金保険の中で、高利回りといえるかもしれないのが、三井住友海上あいおい生命の積立利率変動型個人年金保険(無配当)です。
私が計算した段階では、最低保証利回りが約1,75%と個人年金保険の中では利回りは比較的高めでした。

しかし、忘れてはいけません。
手数料を引いた受取額になると、この利率よりまだ低くなり、やはり1%そこそこになるといっても過言ではないと思います。

この様に個人年金保険の利率が、どこも1%そこそこになってしまうのは、年金保険は保険会社からしてもそれほど儲かる商品ではないの

で積極的に販売していないという事情もあるのです。

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