2013年10月12日土曜日

安い共済はない?共済はいらない?


前に共済はまだ魅力のある商品といえるか?で紹介したようにオリックス生命保険のブリッジ(Bridge)の保険料の方が、35歳(30代)、45歳(40代)、55歳(50代)の男性の場合JA共済やCOOP(コープ)共済よりも安いです。


では、医療保険も共済と比較して見ておきましょう。
おすすめの収入保障保険でも紹介したNKSJひまわり生命の健康のお守りと共済を比較してみましょう。

●NKSJひまわり生命「健康のお守り」
・入院給付金1日5000円
・手術給付金10万円、20万円、40万円(手術の内容により異なる)
・先進医療給付金通算限度額1000万円の場合

→30歳男性の保険料が約1700円
→40歳男性の保険料が約2200円
→50歳男性の保険料が約3100円

となります。

これに対して共済の場合

▲JA共済「医療共済」
・入院給付金1日1万円
・手術給付金入院中1回20万円、外来1回5万円
・先進医療給付金通算限度額1000万円の場合

→30歳男性の保険料が約7800円
→40歳男性の保険料が約10000円
→50歳男性の保険料が約14000円

となります。

▲COOP(コープ)共済「終身医療」
・入院給付金1日5000円
・手術給付金5万円、10万円、20万円(手術の内容により異なる)
・先進医療給付金なしの場合

→30歳男性の保険料が約2400円
→40歳男性の保険料が約3300円
→50歳男性の保険料が約4600円

となります。

▲全労災「こくみん共済終身医療5000」
・入院給付金1日5000円
・手術給付金5万円
・先進医療給付金なしの場合

→30歳男性の保険料が約2200円
→40歳男性の保険料が約3000円
→50歳男性の保険料が約4000円

となります。

●マークのNKSJひまわり生命「健康のお守り」の保険料の方が、▲マークのJA共済「医療共済」や、COOP(コープ)共済「終身医療」や、全労災「こくみん共済終身医療5000」よりも安いですよね。

これらを見ましたら、なんだ共済良いとこ無しじゃんとなります。


だが、共済はまだ魅力のある商品といえるか?の定期保険のところで記しましたが、全労災のこくみん共済生きる安心タイプ(終身保障)は、35歳(30代)、45歳(40代)、55歳(50代)の全ての男性の場合に2500円ほ共済費で済むのです。

確かに35歳(30代)だけ見れば、オリックス生命保険のブリッジ(Bridge)の保険料の方が安いです。

しかし45歳(40代)、55歳(50代)の男性の場合には、全労災の共済費の方がオリックス生命保険のブリッジ(Bridge)の保険料よりも安いです。
特に55歳(50代)の男性の場合には、全労災はブリッジ(Bridge)の保険料の3分の1の費用で済みます。

はっきり言って安いです。


また前述した医療保険の場合でも
◎COOP(コープ)共済「たすけあい医療コースv2000円」コース
・入院給付金1日5000円
・手術給付金2万円、4万円、8万円(手術の内容により異なる)
・先進医療給付金なしの場合

→30歳男性の保険料が約2000円
→40歳男性の保険料が約2000円
→50歳男性の保険料が約2000円

となります。

どうですか?
上記のNKSJひまわり生命「健康のお守り」40歳、50歳の保険料と比較すると安いですよね?

さらに、上記では書いてないですが、保障限度日数が共済の方が保険よりも長いです。

▲NKSJひまわり生命「健康のお守り」の保障限度日数
60日

●JA共済「医療共済」の保障限度日数
120日

●COOP(コープ)共済「終身医療」の保障限度日数
180日(通算1000日)

●全労災「こくみん共済終身医療5000」の保障限度日数
180日(通算1000日)

●COOP(コープ)共済「たすけあい医療コースv2000円」コースの保障限度日数
184日

どうですか?
共済の保障限度日数の方が、長いですよね?
さすが助け合いの精神です。

共済の方が、保険より保障額が少ないところはありますが、まだまだ魅力的ですよね!

保険会社は、共済だけでは保障額が少なくいざという時に不安なので保険も一緒に入りましょう・・・とよく言われます。
客の不安をあおります。

しかし、少ないか否かは主観のところが大きいです。

また上記の医療保険でも共済の保障額が少ないと数字上では見えますが、共済の保障する範囲で手術や治療ができるならそれで十分です。

さらに、共済にも入り保険にも入るとなると、月々の費用も多くかかります。
保険に多くの費用をかけたくない人や、かけれない人は多いと思います。

保険を二重にかけるというのは、多くの一般消費者のニーズとは必ずしもかみ合いません。

これらを考えると、共済には短期で小額の備えとして使いやすいというニーズはまだまだ残されています。

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