2013年11月8日金曜日

おすすめ損害保険(評価済み保険で物価下落もこわくない)


今回は、補償内容と支払いの安定性がとても高くおすすめの火災保険を紹介します。

それは、損保ジャパンのほ~むジャパンです。

保険料の目安は、通常プランで約32万円から33万円になると思います(免責5万円・東京・保険期間35年一括支払い・保険金額2000万円の見積もり)。

ほ~むジャパンという火災保険の補償の自由度は、マンションプランが6パターン・一戸建てプランが4パターン用意されています。
AIU保険のスイートホームプロテクションよりは、自由度は落ちますが、それなりのカスタマイズができ、わかりやすく設計されています。


この火災保険の最も特徴的なのが、評価済み保険といい契約時の査定額を固定する保険を導入している点です。
評価済み保険を採用することで、契約した時に査定した再調達価格からの上下幅が全くありません。

つまり、自己の不動産の物価が下落した時も保険の支払額がしっかり保障されことになるのです。
なかなかいい制度でしょ?


大震災の時などでは、みんなが相当な経済的、精神的損害を被ります。
その時にきちんと保険が支払われる事がなによりも大切な事なんです。

東日本大震災の時は、大手損保会社の保険の支払いは迅速で支払額もよかったんです。
大手はマンパワーがありますからね。

損保ジャパンの支払いも安定していますので、ほ~むジャパンも災害の時には必ず頼りになります。


ちなみにですが・・・ここで紹介したAIU保険の支払いが潔かったんです。
AIUは、大手と違い査定する人が少ないんです。

つまりAIU保険は、大手損保とは逆にマンパワーが少ないので、鑑定人が権限を持っているので支払いが迅速なんです。
大勢で会議をして考えていたら仕事が廻りませんから・・・


話がAIUにそれましたが・・・ほ~むジャパンは、免責も0円~設定ができるんです。

また24時間駆けつけサービスもあります。

ほ~むジャパンで全ての補償を付けた場合の補償の条件・支払いの確実性・支払いの迅速性はピカイチです。

物価下落にも対応して、補償も支払いも安心と安定を求める人には、損保ジャパンのほ~むジャパンがおすすめです。

2013年11月5日火曜日

おすすめ損害保険(水災の補償条件が厳しいのが嫌で割安好きな人)


近年ゲリラ豪雨や台風の洪水による床上、床下浸水で家に多大な損害が発生している事案が多くあります。

日本は、地震・台風が多いのでこの天災による家や家財への損害は、今後も間違いなく発生するリスクとしてとらえて生きていく必要があります。

このリスクを、損害保険により補う事が安心して生きてく上でも重要になってきます。
そこで日々保険を扱っている私が、仕事で実際扱った保険の中から今現在おすすめできる損害保険を紹介します。

色々保険を調べて扱っているのですが、よく出来た保険だなと思っている保険があります。
AIU保険って知っていますか?

よく出来た保険だと思いおすすめできる損害保険は、AIU保険のスイートホームプロテクションです。

スタンダードプランの場合の保険料の目安は、約20万円です(場所は東京・保険期間35年一括払い・保険金額2000万円で見積もりの場合)


AIU保険のスイートホームプロテクションは割安な保険料と設定の自由度が高い事が魅力です。


●割安な保険料については、得に関東地方(茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)や東北地方(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)に住んでいる人は、九州地方や四国に住んでいる人よりも保険料が安くなっています。

これは、九州や四国は毎年台風の通り道になっており、リスクが高いから関東・東北地方に住んでいる方よりも保険料が高くなっています。
リスクが高い人がそれ相応の料金というのは納得できます。

またオール電化割引もあります。
火災のリスクがオール電化の方が下がるからです。

他にもエネファームや太陽光発電パネルを設置している自然に優しい家を優遇する割引制度があります。

関東・東北地方に住んでいる方で、家がオール電化の人や、太陽光発電パネル・エネファームを設置している家庭ではまずこのAIU保険を損害保険の選択肢に入れましょう。


●設定の自由度が高いという点に関して。
例えば、住まいの地域が水災が酷く風災はそんなに必要無いor風災は別に他の保険に入っているという場合、風災だけを外すという事ができます。
他にも火災と盗難のみに加入するといった特殊な組み合わせで損害保険の加入ができます。

火災・落雷・破裂・爆発以外の補償項目は自由に付けたり、外したりできます。
これにより自分に必要な保険だけに入れますので、保険料の節約ができます。

マンション住まいの人も、浸水のおそれは少ないが、下の階への水漏れのおそれはあるので、水漏れの補償は入る等不要な保障を外して自己に合った保険にカスタマイズできるのでおすすめできる商品です。

さらに、労働争議・デモ行進が多く行われる地域では、争議での物損もリスクとして可能性があります。
そこで労働争議に伴う破損を補償する保険を付ける等自分の住まい環境に合わせたリスク補償ができます。


水災被害が多い地域へのワンポイントアドバイス。

京都の嵐山でも床上や床下浸水の水害が多く出ました。
自分の住んでいる場所が、過去水害にあっている場合はもちろん、地盤が低い地域では同様の水害被害はこれからも起こります。

これからもマイホームを水災から守る水災補償は、必ず必要になってきます。

実際水害が起こってから判明する事が多い(一般消費者が気づくのが、事故や事件が起こってからというう意味です)のですが、火災保

険の中には、水災補償の条件が厳しいものもあります。

そこでAIU保険では、損害額100パーセント補償プラス床上浸水以外でも支払い条件がある最上位タイプが特におすすめです。

2013年11月1日金曜日

先進医療保障は加入するべきか?


結論からいいますと、自分が加入する保険などに先進医療保障があるなら加入しましょう。

以下世間で言われている先進医療保障の疑問点とそれへの反論そして結論への理由を記します。

先進医療保障とは、本来なら自己負担すべき特定の高額医療費の負担を自己の代わりに保障してくれるものです。


この保障額は、最高1000万円という高額をうたっています。
1000万円もの医療費がかかる医療方法は、限られています。

先進医療保険を選ぶ前に知っておく事でも説明した、陽子線治療や重粒子線治療の治療費は高額になります。
高くて約300万円です。

①重粒子線治療の場合は一度費用を払ってしまえば完治するまで何度も治療を受ける事が可能なので治療費が1000万円になる事は無いとう批判or疑問点があります。

しかし保障額が大きいのにこしたことはありません
治療費が300万円かかるのに10万円しか保証してくれないのでは、安心して治療を受けれませんが、逆に1000万円と多いなら安心して治療を受ける事ができます。

また、300万円程度が適正の保障額とすれば、残り700万円分の保障額は多すぎる事になります。
その分加入者たる消費者が余分に費用たる保険料を払っている事になります。

しかし、先進医療保障の料金は、月々約100円前後です。
月々100円の費用が家計に響いて生活が苦しいという生活者は日本にはいません。

本当に家計が苦しい理由は、月々100円の保険料の支出ではなく他に要因があります。
つまり余分な費用がたかがしれているという事です。


さらに、②高額な治療費がかかる先進医療の種類は少なくて、ほとんどの先進医療の治療費は数万円から高くて数十万円の間です。
そのうえ、③先進医療を受ける確立自体が少ないので本当に先進医療保険が必要なのかという批判or疑問があります。

しかし、②の点は、前述の保障額は大きいのにこしたことはなく、安心して先進治療を受ける事ができて、安心して生活ができるという反論が妥当します。
また、余分に払っていると思われる費用たる保険料も月々100円前後と小額で許容範囲という点も大きな理由付けになります。

さらに③については、確かに陽子線治療や重粒子線治療の治療を受ける国民の数は少ないでしょう。
しかし、残念ながら毎年多くの人がガンで亡くなっている事実。

また、自己や家族が、ガンになった場合には、最新の一番進んでいる治療を受けたいと必ず誰もが思います。
その時にお金の心配をせずに最新の治療を受けることが出来る安心感は何ものにもかえがたいものがあります。


④先進医療保障を使える特定病院が少ないという批判or疑問点もあります。
しかし、国が指定する特定病院は年々増加しています。
先進医療を実施している医療機関の一覧

⑤治療を受けるにあたっての細かい条件があるという批判or疑問点もあります。
これは、例えば治療対象となる癌が限られていたり、癌が全身に転移している場合は対象から外れるという場合。

また同一病院で過去に放射線治療を受けた場合は対象外になるという場合がこの条件の例といえます。

しかし、自己の病がどのような状況で見つかるかは誰にもわからないんです。
条件を満たす状況で表れる場合もあればそうでない場合もあります。

自己の力ではいかんともし難く、条件を満たせば受ける事ができるのであえて拒否する理由にはなりません
また制度が変わる可能性も多分にあります。

そして同一病院が認められないのならば、違う病院に行けばいいんです。
前述したように、毎年届け出を認可された病院は増えています。


以上より先進医療保障があるなら加入しましょう。

2013年10月18日金曜日

先進医療を受けるまでに一読しておくべきこと


先進医療というのは、本来なら全額自腹になる高い医療費による国民の負担を軽減するために導入された制度です。

これは、平成18年法律第83号において健康保険法等の一部を改正し、高い医療技術を効率的に行い国民に提供しようという名の下に実施されました。
いくら高度医療技術があったとしても、国民がその医療技術を受けれないのであれば宝の持ち腐れになります。


どのような医療技術を保険給付の対象とするかについては、高度の専門的知識や国民全体の病状等への正確な資料の基に判断されるべきです。
そこで保険給付の対象となる高度医療技術については、これらの専門知識、国民全体の病状の資料を用いる事ができる厚生労働大臣が定める「評価療養」の1つとされています。

この先進医療保障の対象となり保険が給付される高度医療技術は、どこの病院でも行えるものではありません。

先進医療といえる高度医療技術を行うには、多大な施設、医療器具が必要(例えば、重粒子線治療を行うには、装置や移動施設に約120億円の費用が必要になります)となる場合があります。
また医療を施す医者側にも高い能力が求められるからです。

そこで先進医療を有効安全に行う観点から、クリアーすべき基準が定められています。
そしてこの基準をクリアーした保険を使える医療機関は、自ら届出をする事ではじめて保険診療と先進医療保障の併用ができるのです。

一定の基準はあるものの、届出制にしていることもあり実施機関は年々増加しています。


病院にかかる時に必要な手続きは一般の保険診療の場合とさほど違いはありません。
先進医療は、一般の保険診療受ける中で同時に、国民たる患者と医者との話し合いで、決定され実施されます。
病院では、被保険者証を病院の窓口で提出すれば足ります。


先進医療を受けると(一般の治療も同じですが)必ず領収書が発行されます。
この領収書は、先進医療保険を選ぶ前に知っておく事で説明したとおり通常の保険診療と先進医療にかかった金額が記載されています。
この領収書は大切に保管しておきましょう。
なぜなら医療費控除を受ける場合に必要になるからです。

ちなみに医療費控除の対象は、病院に行くのに使った電車代やタクシー代に薬局での薬代なども医療費控除の対象になります。
医療費控除の対象は、様々ですが、とりあえず医療行為にかかった費用の領収書は全て残しておきましょう。
後で税務署で振り分けをしてもらえばOKです。

そしてしっかりと確定申告に行きましょう。
めんどくさいから行かないという事はしないでくさい。
自己の権利です。
保険と同じでしっかりと行使しましょう。

年末調整をした人も確定申告をしなければなりません。
税務署に医療費の書かれた領収書と、年末調整を行った源泉徴収表を持参して下さい。

2013年10月17日木曜日

先進医療保険を選ぶ前に知っておく事

先進医療保険は、ここ最近種類も増えてテレビCM等でもよく見かけます。

この先進医療保険は、我々消費者たる国民の生命身体の安全を守り、医療費が国民の家計を必要以上に圧迫するのを防止し、国民の利益をより良くする事を趣旨に制度設計されています。

つまり私たち国民の利益になるようにがもっとうの保険商品が、先進医療保険です。


先進医療保険は、健康保険の対象外なので本来は自己負担になります。
しかし、この先進医療保険に加入していると最高1000万円まで保証してくれます。
それも月々支払う料金は、100円前後という小額な金額です。

文字だけでは少しわかりづらいと思うので数字を用いてわかりやすく説明しますと・・・

例えば総医療費が1000万円、うち先進医療に係る料金が200万円の場合(かなり大きい金額ですが、あくまでわかりやすくするための数字です)。

普通の治療といえる部分たる診察、検査、投薬、入院料 は、保険として保険会社から給付されます。
つまり1000万円-200万円たる800万円は、保険により給付されます。


そして、この引いた200万円の先進医療保険部分が、普通なら全額自己負担になります。

しかし、先進医療保険に加入している人ならこの200万円も保険により支払われます。
しかも月々100円程度でこの保障が受けられます。

これが、先進医療保険の制度です。

上記の数字はあくまで例ですが月々100円で、はるかに高い金額まで保証してくれる点をみれば、前述した先進医療保険の制度趣旨に合致していることがよくわかります。

では、先進医療は実際いくらぐらいかかるのでしょうか?
怪我や病気などで実際に治療を受ける確立が高そうなものから紹介します。


・骨折した時に、弱い超音波を継続的に患部に当てることで細胞を刺激して骨の形成や治癒を促進する超音波骨折治療法の場合
→約20万円の費用がかかります。


・動脈硬化を起こした場合に、冠動脈に入れられたカテーテルからキセノンを媒質として発生するレーザー光たるエキシマレーザーを照射し、閉じた血管を開通させる手術たるエキシマレーザー冠動脈形成術の場合
→約26万円かかります。


・水素の原子核を高速化させた放射能の一種たる陽子線を患部にあてて癌を攻撃する治療法たる陽子線治療の場合
→約280万円かかります。


・炭素イオンの重粒子を用いて、放射能により癌を治療する重粒子線がん治療の場合(陽子線治療と比べて放射線の量が少なく副作用が小さい治療法)
→約300万円かかります。


これら20万円・26万円・280万円・300万円を、上記の具体例の200万に当てはめて、その他の診察、検査、投薬、入院料の実費を計算すれば、それぞれ個人の特徴にあった先進医療とその保険料と支給額が大まかにでもわかります。

ここまで読んでもらえばこの保障の概観がイメージできたと思います。

2013年10月15日火曜日

子供向け今のおすすめ共済はこれ


今回は、子供向け共済で特におすすめの商品を紹介します。


共済の魅力・メリットで共済では、保険よりも割戻し率が高いと書きました。
割戻金の返ってくる率が高いとそれだけ消費者の負担が少なくなり、メリットが増えます。


直近の割戻実績で特に割戻率が高いのが、都道府県民共済の「こども1型」です。
この共済商品は、子供の怪我や病気を保障する商品です。

目安となりる支払い金額を見てみましょう。

●都道府県民共済「こども1型」
・・・入院共済金5000円、通院共済金日額2000円、手術共済金 2万・5万・10万・20万円、事故後遺症害共済金8~500万円、交通事故死亡共済金500万円、病気死亡共済金200万円のプランの場合

★月額の支払い掛け金が1000円です。


このこども1型は、先ほど書きましたが割戻し率がとても高いです。
2010年のこの商品の割戻し率は、21.27%にもなります。

この月額1000円のこども1型ならば、実質の月額支払い掛け金が約800円ととても安くなります。
また通院で2000円補償金が出れば、電車やバス代はまかなえます。
とてもお得でおすすめの、子供向け共済商品になります。


また子供向け共済商品では、COOP(コープ)共済たすけあいのジュニア18コース(J1000円コース)が、おすすめです。
このCOOP(コープ)共済たすけあいのジュニア18コース(J1000円コース)は、子供の通院や入院を保障するプランです。

この商品の目安となりる支払い金額を見てみましょう。

●COOP(コープ)共済たすけあいのジュニア18コース(J1000円コース)
・・・入院共済金6000円、通院共済金日額200円、手術共済金5万・10万・20万円、長期入院一時金36万円、事故後遺症害共済金14~350円、病気死亡、重度障害共済金100万円のプランの場合

★月額の支払い掛け金が1000円です。

この商品も、都道府県民共済「こども1型」には負けますが、割戻率が約15%と高く、実際の負担額は1000円をきります。
月額1000円コースでも入院1日目から保障されて保障が手厚いです。


またジュニア18コースでは、月々プラス120円で個人賠償保険が付きます。

自分の経験からも、子供が遊びやいたずらなどの悪ふざけで人や物を傷つける場合が結構多くあります。
この様な場合で、親が賠償責任を負はなければならない場合、この個人賠償保険でカバーできます。

それもなんと・・・この120円のプラスだけで家族全員の個人賠償責任の保険が追加でき、その額は1億円です!
万が一のための保険として、それも家族全員で120円なのですから必ず入りましょう。

このように、COOP(コープ)共済たすけあいのジュニア18コースは、費用対効果がとても高いのでおすすめできる共済商品です。


ここまで何度か共済の記事を書いてきました。
これは、私の経験に基づくものや、職務上で知りえた知識をもとに、最新情報を少し調べて書いています。

最近の保険は、色々な商品の発表を通じて多様化する現代人のニーズをくみ取ろうとしています。
テレビのCMなどでよく見かけますよね。

保険の商品も増えてCMの数も増えたので、共済の情報が埋もれていることも事実です。
新しい斬新な保険のCMを見ていると保険の方が、共済よりも新しくて良いと思えます。

確かに、優秀な保険商品も多いですが、タイプを絞れば保険商品よりも保障が手厚い共済もあります。
優秀な共済も、保険選びの際に選択肢の中に入れてもらえれば、もっと自分にあった本当に使える保障が手に入ります。

2013年10月14日月曜日

病気を持つ高齢者でも入れる今おすすめの共済はこれ


いくらネット保険が流行っているといえども、共済の魅力・メリットで説明したとおり共済には、まだまだ魅力的な商品があります。


病気にかかっていて医療保険に入れない人いますか?
それも50代・60代・70代の中高年の方で、病気をお持ちで保険に入れない方いますか?

安心してください。
共済なら50代・60代・70代の中高年の方で、病気をお持ちの方でも入れる医療保障の商品があります。
それが、引受基準緩和型の共済です。

その一つは、全労災の引受基準緩和型の共済の「いきいき応援」です。
保険料について、例えば、いきいき応援の死亡共済金50万円の場合を例にしてみますと・・・

・50歳男性→約6600円

・60歳男性→約8100円

・70歳男性→約1万3千円

となっています。

少し保険料は高めですが、既往症のある人にとってはありがたい保障である事には間違いありません。


二つ目としてJA共済の引受基準緩和型の共済のがんばるけあスマイルです。
保険料について例えば、●入院給付金日額5000円(最高60日で通算1095日)、保険期間5年満了、手術共済金1回当たり5万円、健康祝金5万円の場合を見てみますと・・・

・50歳男性→約5400円

・60歳男性→約6600円

・70歳男性→約9800円

となります。

先ほどの全労災の「いきいき応援」の保険料よりも、こちらのJA共済のがんばるけあスマイルの方が割安でお得になっています。
これで病気で保険に入れない高齢者も安心して人生を送れますね。

2013年10月13日日曜日

共済の魅力・メリット


「共済」ってちょこちょこっととしているイメージないですか?
「保険」って言われると意味もわかりますし、お金を出して何かあった時に保障をしてくれるってわかりますよね?

共済っていうネーミングでずいぶん損しているところがあると個人的には思っています。
保険などとのかかわりが深くなり、保険を作る方にまわって共済とかも調べて詳しくなるんです。

そうすると、中には良く出来ているなと感心する共済もあるんですよ。

でもそれほど一般消費者からの支持が無かったり、興味を持たれていなかったりと・・・
やはり、それは共済にかかわる人が一般消費者にもっと上手くプレゼンしなければいけませんよね。

一般消費者にとって、この共済を知らない事は人生の半分を損します的な・・・
事実良い共済の商品もあるので、その商品を全く選択肢に入れないのは、選択肢の幅が狭まるという点で一般消費者の損つまりデメリットなんですよ。

せっかくここまで読んでくれたので、共済の関係者の代わりに共済の良い点つまりメリットを紹介します。
共済の商品を選択する時も、共済のメリットをしっかり確認しながら選ぶのが正しい選択方法です。


安い共済はない?共済はいらない?で共済は、よく検討すれば共済は、最新の定期保険や医療保険よりもまだ安いというメリットを紹介しました。
また、医療保険の保障限度日数も長い点が共済のメリットと紹介しました。

その他にも共済が、保険よりも良い点はまだあります。

安い共済はない?共済はいらない?では、共済と保険を比較しました。
これは、近頃の共済が保険と同等の商品に力を入れだしたから保険と比較をしたのです。

上述したように共済は、ちょこちょこっととしているイメージですよね?
これは正しくて、もともと共済は1年掛け捨て型などの短期で少額な商品をメインで販売していたのです。

だから今でも、短期の保障を求める場合などは、共済の方が保険より優れている商品が多いです。


◎保険会社と契約したり、給付金の支払いを受ける時って面倒と思った事ないですか?
思った事ない人は、いいですが・・・必要書面が多かったりとこれ結構面倒なんですよ。

その点共済の場合は、契約や支払いが比較的スムーズなんです。
手続きがシンプルなんです。

保険では、支払いまでに時間がかかっても、共済ではすぐに支払われたというケースが多々あります。
非常時だからこそ対応の早さのメリットは大きいです。

これは、共済が相互扶助・助け合いの精神のもとに運営されているからです。


◎また保険の配当率をみても、共済の割戻し率の方が保険の配当率よりも高い場合が多いです。
割戻金とは、掛け金を運用して余った残りのお金を契約してくれた消費者に還元するお金をいいます。

この利率を共済の割戻し率といいます。
仕組みは、保険の配当と同じ仕組みですが、利率は共済の方がいいです。

これは、保険会社と違い共済は、利益を内部留保するよりも契約者たる組合員に還元しようという意思が強いからなんです。
よって、共済の場合の実質的な負担額は、掛け金より少なくなるといえます。


◎さらに子供向けなどのタイプ別を見れば、保険会社よりも保障がいい商品があります。

◎そして病気をもっており、医療保険を断られた人も入れる共済もあります。


どうですか?
安いだけではない共済の魅力・メリット伝わったでしょうか?

次回は、オススメの具体的な共済の商品を紹介します。

2013年10月12日土曜日

安い共済はない?共済はいらない?


前に共済はまだ魅力のある商品といえるか?で紹介したようにオリックス生命保険のブリッジ(Bridge)の保険料の方が、35歳(30代)、45歳(40代)、55歳(50代)の男性の場合JA共済やCOOP(コープ)共済よりも安いです。


では、医療保険も共済と比較して見ておきましょう。
おすすめの収入保障保険でも紹介したNKSJひまわり生命の健康のお守りと共済を比較してみましょう。

●NKSJひまわり生命「健康のお守り」
・入院給付金1日5000円
・手術給付金10万円、20万円、40万円(手術の内容により異なる)
・先進医療給付金通算限度額1000万円の場合

→30歳男性の保険料が約1700円
→40歳男性の保険料が約2200円
→50歳男性の保険料が約3100円

となります。

これに対して共済の場合

▲JA共済「医療共済」
・入院給付金1日1万円
・手術給付金入院中1回20万円、外来1回5万円
・先進医療給付金通算限度額1000万円の場合

→30歳男性の保険料が約7800円
→40歳男性の保険料が約10000円
→50歳男性の保険料が約14000円

となります。

▲COOP(コープ)共済「終身医療」
・入院給付金1日5000円
・手術給付金5万円、10万円、20万円(手術の内容により異なる)
・先進医療給付金なしの場合

→30歳男性の保険料が約2400円
→40歳男性の保険料が約3300円
→50歳男性の保険料が約4600円

となります。

▲全労災「こくみん共済終身医療5000」
・入院給付金1日5000円
・手術給付金5万円
・先進医療給付金なしの場合

→30歳男性の保険料が約2200円
→40歳男性の保険料が約3000円
→50歳男性の保険料が約4000円

となります。

●マークのNKSJひまわり生命「健康のお守り」の保険料の方が、▲マークのJA共済「医療共済」や、COOP(コープ)共済「終身医療」や、全労災「こくみん共済終身医療5000」よりも安いですよね。

これらを見ましたら、なんだ共済良いとこ無しじゃんとなります。


だが、共済はまだ魅力のある商品といえるか?の定期保険のところで記しましたが、全労災のこくみん共済生きる安心タイプ(終身保障)は、35歳(30代)、45歳(40代)、55歳(50代)の全ての男性の場合に2500円ほ共済費で済むのです。

確かに35歳(30代)だけ見れば、オリックス生命保険のブリッジ(Bridge)の保険料の方が安いです。

しかし45歳(40代)、55歳(50代)の男性の場合には、全労災の共済費の方がオリックス生命保険のブリッジ(Bridge)の保険料よりも安いです。
特に55歳(50代)の男性の場合には、全労災はブリッジ(Bridge)の保険料の3分の1の費用で済みます。

はっきり言って安いです。


また前述した医療保険の場合でも
◎COOP(コープ)共済「たすけあい医療コースv2000円」コース
・入院給付金1日5000円
・手術給付金2万円、4万円、8万円(手術の内容により異なる)
・先進医療給付金なしの場合

→30歳男性の保険料が約2000円
→40歳男性の保険料が約2000円
→50歳男性の保険料が約2000円

となります。

どうですか?
上記のNKSJひまわり生命「健康のお守り」40歳、50歳の保険料と比較すると安いですよね?

さらに、上記では書いてないですが、保障限度日数が共済の方が保険よりも長いです。

▲NKSJひまわり生命「健康のお守り」の保障限度日数
60日

●JA共済「医療共済」の保障限度日数
120日

●COOP(コープ)共済「終身医療」の保障限度日数
180日(通算1000日)

●全労災「こくみん共済終身医療5000」の保障限度日数
180日(通算1000日)

●COOP(コープ)共済「たすけあい医療コースv2000円」コースの保障限度日数
184日

どうですか?
共済の保障限度日数の方が、長いですよね?
さすが助け合いの精神です。

共済の方が、保険より保障額が少ないところはありますが、まだまだ魅力的ですよね!

保険会社は、共済だけでは保障額が少なくいざという時に不安なので保険も一緒に入りましょう・・・とよく言われます。
客の不安をあおります。

しかし、少ないか否かは主観のところが大きいです。

また上記の医療保険でも共済の保障額が少ないと数字上では見えますが、共済の保障する範囲で手術や治療ができるならそれで十分です。

さらに、共済にも入り保険にも入るとなると、月々の費用も多くかかります。
保険に多くの費用をかけたくない人や、かけれない人は多いと思います。

保険を二重にかけるというのは、多くの一般消費者のニーズとは必ずしもかみ合いません。

これらを考えると、共済には短期で小額の備えとして使いやすいというニーズはまだまだ残されています。

2013年10月11日金曜日

共済はまだ魅力のある商品といえるか?


近頃私の住んでいる地域で地震や火事の時の行動計画が議論されました。
やはり非常時は、とりあえず逃げようということでいかに逃げるのか、また一番近い安全な場所はどこかも議論されました。

自分たちが漠然と考えていた近くの公園では、洪水の時は大丈夫なのか?等初めて考えさせられました。

また近くに住む障害のある家には、非難をいかに知らせるのか、逃げる時間に余裕がある人が、それもできるだけ多くの人が助けに行きましょうということです。
やはり非常時こそ助け合いの精神が人や動物などの尊い命を救います。

そのような助け合いの精神が強い保障というのが共済です。

共済と聞くとどんなイメージがありますか?

相互扶助・助け合いの理念のイメージですか?
「安い」というイメージですか?
それともなんにもイメージがわかないですかね?


相互扶助・助け合いの理念をイメージされた方は正解です。
非常時こそこの相互扶助・助け合いの理念が大切なんです。

しかし現在では、「安い」というイメージが、必ずしも正しいとはいえなくなってきています。

例えば、共済と聞けばJA共済♪がよくCMなどで聞きますよね。
また全労災やCO・OP(コープ)共済も有名ですね。
CO・OP(コープ)などは、お店もあるので買い物をしている人も多いのではないでしょうか?

35歳男性の定期保険型を考えた場合にかかる料金は・・・
JA共済の定期生命共済は、約3200円
全労災のこくみん共済生きる安心タイプ(終身保障)は、2500円
CO・OP(コープ)共済のあいぷらすは、2200円

だいたいこのぐらいの値段がかかります。


先ほど安いというイメージが必ずしも正しくないと書きましたが、ここで出てくるのがオリックス生命保険のブリッジ(Bridge)です。
オリックス生命保険のブリッジ(Bridge)がどのような保険かについては、「生命保険は保険料の安い定期保険を選ぶ」や「保障額を厚くしたい人向けの生命保険」を参照して下さい。

35歳男性の定期保険をオリックス生命保険のブリッジ(Bridge)で考えた場合の保険料は、約1700円です。

オリックス生命保険のブリッジ(Bridge)は、インターネット申し込みに限定し、コストを削減しているのでこの安さを実現しています。


最近の共済組合は、保険と同等の商品に力を入れており必ずしも安さが売りにはなっていません。
共済がいいかな?と思った場合は、保険会社の商品も合わせてチェックしてみましょう。

おすすめの学資保険


子供の教育費用って200万円、300万円、400万円・・・・いくらあってもこれで安心とは思えないですよね。
子供私学へ通わせたい。
大学は国立へ・・・

しかし、現実は小学校から大学まで私立に通い、さらに大学院や留学まで子供が希望すると・・・予想以上のお金がかかります。

さらに、すんなり就職してくれればいいですが、なかなか就職ができないor就職しても続かずにまた大学院や専門学校に行きたいと言いだすかもしれません。

親としては、出来るだけ子供の力になってあげたいですよね。
また子供が老後も安心できる仕事や職種に付くには、やはりしっかりと学んでもらわないといけません。

子供の安心は、そのまま親の安心にもなります。
子供がしっかり稼いでくれると親の老後も安心です。
孫の顔も早く見れて、十分可愛がることができます。

そのためには、子供のためにしっかりと先を見据えた貯蓄をしていきましょう。
その貯蓄の手助けするのが学資保険ということは、学資保険は契約者たる消費者が有利学資保険の選び方で記したとおりです。


私がおすすめする学資保険は、3つあります。

1つ目は、「フコク生命のみらいのつばさ」です。
このみらいのつばさの元本率は、私が調べたところによると約109%と高めに設定されています。

また、このみらいのつばさという商品は、子供が多い家族には特におすすめです。
新たに兄弟や姉妹が加入する時には、保険料が割引になる兄弟・姉妹割りがあるんです。
少子化対策の一つに保険というのは、ありだと思います。

子供が3人も4人もいる家庭の教育費用の大きな味方になってくれます。


2つ目は、ソニー生命の学資保険スクエアです。
この学資保険スクエアの元本率は、私が調べたのでは、110%を超えており高く設定されています。

このソニー生命のスクエアの特徴は、貯蓄性が高い点にあります。

また満期の年齢や、払い込み方法、学資金を受け取りたいタイミングは人それぞれ違うと思います。
これらの点につき、その人それぞれにプランを選べてオーダーメイドできる点も、買いやすくて良い点です。

学資保険スクエアの保険料は、保険期間が18歳までで30代、40代、50代でも概ね4000円台になっています。
満額の学資金は100万円です。

さらに、もしも保険料の支払いを一括で払うことができる人なら、一括払いを選択するといいでしょう。
元本率がプラスアルファーで高くなります。
保険料の月払いと一括払いでは、総払い込み保険料がだいたい10万円ぐらいは違ってきます。
国民年金の、月払いと一年分まとめて払う場合と同じようなイメージです。


3つ目は、アフラックの夢みるこどもの学資保険です。
この夢みるこどもの学資保険の元本率は、110%を超えているのでこれも高いといえます。

このアフラックの夢みるこどもの学資保険の特徴、良い点は、保険料の払い込み期間です。
通常の学資保険では、多くの子供が大学に行く18歳になるまで保険料を払い続ける設定になっています。

しかし、この不景気で先行きも定かでない現代社会では、いつ会社が倒産または、リストラ候補になるのかわかりません。
また、中学に入る前から子供を塾に通わせる家が多く、10歳前後から教育費用が多くなりだし、家庭を圧迫しだします。

そこでこの夢みるこどもの学資保険では、子供が10歳までに保険料の支払いを終えることができるプランがあります。
これにより、少し保険料は高くなりますが、子供の教育費が多くかかり始める10歳までには、学資保険を払い終えて保険以外へとお金を回すことができます。

支払い保険料の目安ですが、保険期間をソニー生命と同じ18歳とした場合、30代、40代、50代で5000円~5300円の保険料がかかります。

※2015年5月2日にソニー生命スクエアⅢ型の販売が停止しました。
それだけ利率が良かったという事です。

2013年10月9日水曜日

学資保険の選び方

学生といえば、学食ですよね。
私も学食にはお世話になりました。

この明星大学の学食は、なんと100円でこのハイクオリティーな食事が提供されます。

自分の子供にもこの学食の素晴らしさを体験してもらい、日本のサービス産業のレベルを体験してもらい、そしてその子供が将来さらなる高みのサービスを提供できれば、日本は安泰です。

そのためにも、親には子供を学校に通わせる重い義務があります。
しかし、その義務の履行には多くの費用が必要です。
そこで、子供の学費の捻出を助けてくれるのが、学資保険です。

前回学資保険は契約者たる消費者が有利で学資保険は、高い元本率がポイントでその魅力と記しました。
しかし、保険会社によってはこの元本率には大きな差があり、特約を付加すると元本割れする商品もあります。
商品の見極めが重要です。


学資保険は、基本的には不足しがちな子供の教育費用を、時間を掛けて貯蓄して補填するのが本来の目的です。
よって学資保険を選ぶ際には、元本率(戻り率)を最優先で選びましょう。
決して保険会社のネームバリューだけで判断しないようにして下さい。

例えば従来より学資保険といえば、定番であったかんぽ生命の新学資保険の元本率(戻り率)は、約100%です。
払った保険料と満期時に受け取る額資金がほぼ同額となります。
18年間かけて保険料を払い込んでもプラスマイナスゼロとなりメリットは薄いです。

保障などを考えなければ銀行に貯金した方がまだマシともいえます。
学資保険は、決してネームバリューだけで選択しないように注意しましょう。
「かんぽだから」という理由だけでは、決して選んではいけません。

その他大手生命保険会社の学資保険も元本率(戻り率)が低迷しています。
私の調べつくした限りでは、そのほとんどが100%~100数パーセントと低く設定されています。
各種保険会社の扱う特約を付ければ元本割れになるおそれがとても高いです。


様々な保険会社から学資保険の商品が出されていますがまずは、高い元本率(戻り率)を確保した上で自分自身にあった商品選択が重要です。

学資保険の本来の目的から考ええも、元本率(戻り率)100%程度で特約を付けると元本割れになる大手生命保険会社の学資保険は避けておきたいと商品といえます。

2013年10月8日火曜日

学資保険は契約者たる消費者が有利

私たち大人は自分達の過去を振り返ればわかりますが、子供から大人になる成長段階に従い様々なお金が必要になります。
もしもの時に子供にお金を残せて、高い元本率で確実な貯金ができる学資保険はとても魅力的な商品といえます。

ここで学資保険について簡単に説明しておきますと、子供が中学生・高校生や大学生になり、教育費の負担が増えて金銭的にしんどくなる時期に、満期学資金・祝い金の名目でお金が受け取れるように設計された貯蓄性のある保険のことをいいます。

学資保険の保険料は、親などの契約者と子供の性別や年齢により決まります。
一般的な学資保険では、契約者が亡くなった場合は、亡くなった以降の保険料の支払いが免除されます。

この学資保険は元本率が高いんです。
元本率が高いと、当然に保険会社の利益は小さくなります。
つまり売り手側にとってうまみが少ない商品なんです。

実際にも保険の販売員は、この学資保険を顧客に紹介してから顧客の信頼を得て、別の高額商品等の販売を目指すきっかけ作りのドアノック商品として利用されていることが多いです。
それだけ契約者たる消費者にとってはメリットのある商品といえるんです。


学資保険のポイントは以下の3つにあります。
1、高い元本率
学資保険が魅力的である筆頭理由です。

2、低いリスク
低リスクで高い元本率を実現している点がポイントです。

3、確実な貯蓄
自分自身で計画的な貯蓄を計測的に管理して実行するのは意外と難しいです。
学資保険なら保険会社に管理を任せておけるので半ば強制的に貯蓄ができます。


この様なメリットのある学資保険を上手に利用して、子供にかかる教育費の準備をするのが賢いです。

2013年10月7日月曜日

確定拠出年金(日本版401k)の選び方

前回個人年金保険より高リターンでメリットのある金融商品で、今入るべきは、個人年金保険ではなくて確定拠出年金(日本版401k)と記しました。
では、その確定拠出年金(日本版401k)はどのように選べばいいのでしょうか?また、オススメの確定拠出年金(日本版401k)はあるのでしょうか?また注意点は?


確定拠出年金(日本版401k)は、多くの金融機関で商品として売られています。
選ぶときに気をつけるべき点は、ランニングコストつまり年間の手数料です。

多くの金融機関で商品として売られている確定拠出年金(日本版401k)は、それぞれの金融機関で加入費用にも差があります。
しかし、この加入費用の差は特段に心配しなくても結構です。

なぜなら、確定拠出年金(日本版401k)は、何十年もの長期間掛け続ける事になるのが一般的であります。
そうすると、年間約数千円程の手数料の差が長期間になると大きい差になっていくからです。

とにかく、確定拠出年金(日本版401k)を選ぶ際は、毎年のランニングコストが安い商品を選びましょう。


オススメの確定拠出年金(日本版401k)としては、スルガ銀行の確定拠出年金ドリームライフ401kとSBI証券の個人型年金の個人型401kです。
比較のために、三菱東京UFJ銀行を出して検討してみましょう。

・加入手数料
○三菱東京UFJ銀行
国民年金基金連合会手数料(2300円)

◎スルガ銀行
国民年金基金連合会手数料(2300円)

▲SBI証券
国民年金基金連合会手数料(2300円)+SBI証券手数料(1050円)


・ランニングコスト(年間手数料)
▲三菱東京UFJ銀行
三菱東京UFJ銀行運営手数料(4404円)+国民年金基金連合会手数料(1200円)+事務委託先金融機関手数料(756円)

◎スルガ銀行
スルガ銀行運営管理手数料(年間)0円
(ただし、毎月の掛け金の積み立て、または個人別管理資産が50万円以上(月一回判定)の場合に限ります。これを満たさない場合は、無料の対象にならずに、月額262円かかります。)
+国民年金基金連合会手数料(1200円)+事務委託先金融機関手数料(756円)

◎SBI証券
SBI証券運営管理手数料(年間)0円
(ただし、口座残高50万円以上の場合。50万円未満の場合は315円かかります。)
+国民年金基金連合会手数料(1200円)+事務委託先金融機関手数料(756円)


上記で特に注目すべきは、先ほど記した通りにランニングコスト(年間手数料)です。
スルガ銀行の場合もSBI証券の場合も、三菱東京UFJ銀行では必要になる運営手数料がかからないんです。

よってスルガ銀行かSBI証券の確定拠出年金がオススメです。
どちらがオススメかというと・・・上記の費用の統計がスルガ銀行では4256円で、SBI証券では5306円となり(ちなみに三菱東京UFJ銀行は8660円)スルガ銀行の方が安いので、費用の点でスルガ銀行がオススメです。


ただ注意点があります。
個人型の確定拠出年金(日本版401k)に加入できる人は、企業年金の無い会社員か、自営業者に限られるという点です。
公務員や専業主婦も加入できません。
なぜなら、企業年金制度の加入者は、すでに手厚いプラスアルファーの保障があるとみなされているからです。

2013年10月6日日曜日

個人年金保険より高リターンでメリットのある金融商品

前回老後資金の準備に最適な個人年金保険はあるか?
でも記したとおり、個人年金保険は、需要は高いがリターンが小さいんです。
そこで確実性があり高リターンの可能性がある個人年金保険に代わるものを探すとすれば、個人型の確定拠出年金(日本版401K)になります。


個人型の確定拠出年金(日本版401K)の運用方法を簡単に説明します。
まず専用口座に掛け金を積み立てます。
そして数ある金融商品の中からどの商品で運用するかは自己判断で運用するというものです。

金融商品の選択しは、定期貯金から投資信託まで幅広くあります。
一般的な個人型の確定拠出年金(日本版401K)の運用方法は、確実性のあるものと投機性のあるものを複合して組み合わせて運用する方法がとられています。
もちろん確実性を重視して定期貯金だけで運用することも可能ですし、逆に高いリターンを狙う投資もできます。


ここまで個人型の確定拠出年金(日本版401K)の運用方法を簡単に説明しました。
しかし、確定拠出年金(日本版401K)の一番のメリットは、なんといっても税金の控除にあります。
確定拠出年金(日本版401K)の掛け金は、全額税金の控除の対象になるんです。

つまり、その控除分所得税と住民税が安くなるのです。
これは、とても大きなメリットです。

しかし、ただ単に銀行の定期貯金にお金を預けていただけでは、この税金の控除対象のような税金面での優遇処置は受けることはできません。
確定拠出年金(日本版401K)だからこそ得れるメリットといえます。

前回老後資金の準備に最適な個人年金保険はあるか?で個人年金保険の利率の低さを説明しました。
そして今回確定拠出年金(日本版401K)運用とメリットを説明しました。
両者重ねて考慮すれば、後者の方がメリットが大きいといえます。

よって、個人年金保険を考えている方が今入るべきは、確定拠出年金(日本版401K)ということになります。

2013年10月5日土曜日

老後資金の準備に最適な個人年金保険はあるか?

将来の公的年金には、誰もが不安を持っていると思います。

特に現在40代よりも若い世代では、いくら年金を毎年払い続けても、今の需給額を減額されるのは確実です。

この様な公的年金の不安を払拭し補う意味での個人年金保険の需要は高い。

しかし、現在の個人年金保険の利回りは、決して高いとはいえません。
その利回りのほとんどは、1%台です。
さらに手数料を引いた後の、実質的な受け取り金額を計算すると名目上の利回りよりもさらに低くなります。

銀行の定期貯金よりはまだマシですが、掛け金をかける側としてはもう少し色を付けたいものです。

そのような中でも個人年金保険の需要が高まっているのは確かです。
個人年金保険の選び方の鉄則をお教えしましょう。

年金は、確実性が大切でなので(リスクをとりたい人は、年金以外のお金を使いましょう。)、定額制を選びますが、受け取る額をしっかりと確認しましょう。
つまり、年金保険でもっとも重要なのは、利回りです。

支払う保険料に対して、受け取る年金額がどれだけ増えるのかを把握しておくことが個人年金保険選びでの鉄則です。
個人年金保険を選択する際の選択基準は、積立金に上乗せされる利息だけと断言してもいいくらいです。

ここで代表的な個人年金保険の商品としては、アフラックの個人年金保険があります。
資料やweb上では、「ナンバーワン!」とうたっています。

しかし、年金支払い開始時期や積み立て年数により率は異なりますが、多くの個人年金保険の戻り率は1%ちょっとです。
先ほど私が、計算した段階では約1,14%でした。

なにもアフラックが悪いといっているのではありません。
どこもこの様な1%そこそこになっているという意味です。


そのような個人年金保険の中で、高利回りといえるかもしれないのが、三井住友海上あいおい生命の積立利率変動型個人年金保険(無配当)です。
私が計算した段階では、最低保証利回りが約1,75%と個人年金保険の中では利回りは比較的高めでした。

しかし、忘れてはいけません。
手数料を引いた受取額になると、この利率よりまだ低くなり、やはり1%そこそこになるといっても過言ではないと思います。

この様に個人年金保険の利率が、どこも1%そこそこになってしまうのは、年金保険は保険会社からしてもそれほど儲かる商品ではないの

で積極的に販売していないという事情もあるのです。