この年代の夫(男)も妻(女)も30代で大きな病気の心配は、一般的に少ないであろう。
しかし子供がいる場合は、まだ小さいと思われるので死亡保障はよく検討する必要がある。
以下できる限り保険料を安く抑えた保険商品を紹介します。
子供がいる場合(または近いうちに生まれる)死亡保障の第一の目的は、子供が独立するまでの養育費や生活費にかかる費用を保険に加入して担保しておく事にある。
また子供が成長するにつれて必要な保険金の金額は減少します。そこで60歳以上保険料無料など旨い保険に要注意で詳しく紹介しましたが、この右肩下がりの変動グラフに合わせて、保険金の受取総額も右肩下がりになる収入保障がまず有力候補になります。
またその他子供の有無にかかわらず、自身の葬式費用や妻がいる場合は、妻の生活の保障も考慮に入れておくべきであろう。これら最低限必要な保障額は定期保険に加入して補う事がいいでしょう。
死亡保障は、いきなり終身型に加入するより、必要保障額を想定し、支払う保険料の安い定期保障から検討するのがいいのです。
子供がいる30代家族の死亡保障は、収入保障と定期の死亡保障が基本の形となります。
具体的な保険商品として毎月年金のように保険金が支給される収入保障は、NKSJひまわり生命の「家族のお守り」が一番良い。5年ごとに保険料が安くなり前述の右肩下がりの変動グラフに合わせられます。
もし体が健康でタバコを吸わないのなら、健康体料金という保険料が大きく安くなる割引を利用できるので是非利用しましょう。
あくまでも目安だが、35歳で加入し、保険期間が60歳払い込み、保険金総額最大4800万円の場合月額保険料は5300円から5500円の前後となるでしょう。
定期型の死亡保障では、ネット生命保険のオリックス生命の「Bridge」(ブリッジ)がおすすめです。なんといっても保険料が安い。後発のネット生命保険の死亡保険の商品として保険料は業界で最も安いです。
子供が小さいなら、後からの加入は保険料がさらにかかるので、25年と長期に加入するのがよいでしょう。
目安だが35歳で加入し、保険期間25年で保険金総額2000万円の場合毎月の支払保険料は、5000円前後となるでしょう。
他方怪我や病気を保障する医療保険は、先進医療等の高額な支出に対応するものより保証範囲が広いものを選択しましょう。そこでメディア生命の「メディフィットA」(エース)がおすすめです。
糖尿病などの生活習慣病の保障もあり怪我や病気以外の広い範囲の保障があります。またガンの場合、放射線治療についても給付され、ガン入院の場合支払限度日数が無制限です。また骨髄移植についても給付金が支給されます。
さらにメディア生命とNKSJひまわり生命は特約を付けた場合、所定の障害、高度障害の状態になった場合の他にガンや脳卒中や急性心筋梗塞など三大疾病時には、保険料が免除されます。ガンや脳卒中や急性心筋梗塞になった場合に下手をすれば、全身などが麻痺して働けない・収入が入ってこない状況も生じるのでこの免除は、長期加入の際の不安を軽減してくれます。
ちなみにオリックス生命やアフラック等は、所定の障害、高度障害の状態になった場合にだけ免除されます。
月の支払い保険料の目安としては、35歳の加入で、保険期間終身、入院日額1万円、手術給付金(外来)5万円などで月4700円から4900円の前後となっています。
一方ガンに特化したガン保険では、オリックス生命の「Believe」(ビリーブ)が、入院一時金が手厚くておすすめです。
初めてガンと診断され入院し始めた場合、治療給付金と診断一時金の両方が手厚く支払われます。例えば入院日額1万円コースの場合、治療給付金50万円と初回診断一時金100万円がもらえます。実費保障ではなく一時金としてもらえるので色々な費用に充てられるのが使いやすいです。
手術の場合は、入院の有無に関係なく何度でも給付金が支給されます(再手術は2年に一度を限度とする)。また入院に関しては、再入院や転院も含め入院給付金が支払日数に関係なく別途支払われます。
ちなみに目安となる保険料は、加入年齢35歳、保険期間終身、ガン入院日額1万円、ガン診療給付金100万円、ガン治療給付金50万円、ガンの入院給付金20万円の場合、1か月の保険料の支払額は、約3000円前後となるでしょう。
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