2012年6月8日金曜日

付加保険料を削減し安い保険。50・80喜んで。

この様なキャッチフレーズの保険商品には要注意です。

結論からいいます。
安すぎる保険は存在しません。
ということです。

保険会社が、私達の保険の安さの秘密は、「付加保険料を削って安い保険を実現している」などと主張している場合があります。聞いたことor見たこと無いですか?

例えばライフネット(LiFeneT)生命などは、現在このような事を主張しています。しかしよく見てみると、全体的に支給額が少ない30代までの保険料が安いだけで、多くの人が実際に保険が必要になってくる40代以上の保険料は、他社と比べると高額なんです。
 保険会社の「付加保険料を削って安い保険を実現している。」という主張を鵜呑みにすると誰でもどんな年代の人の保険料も安くなっていると思われがちですがそうではないんです。


また「人生これからだ。50、80喜んで!誰でも入れる保険です」という保険会社のテレビCMは誰でも一度は見たことがあると思います。この宣伝を一目見ると高齢者や年輩の方なら誰でも入れる医療保険のように思えますよね?
しかし実際は、怪我が中心の保障たる傷害保険なんですよ。一見すると勘違いしますよね?私はしました。


先進医療保険の特約や、貯蓄性が高い、解約返戻金が貰える等宣伝文句とする保険が多くあります。
しかし先日もお得な保険話には要注意で紹介したように、特約は支給される確率が少ないんですよね。貯蓄性が高い保険にしても、満了までの期間が長く、途中解約すれば元本割れし、納めた保険料の一部を引き出すというような銀行貯金のような事はできないです。また解約返戻金の返還にも経費が引かれ、自己が納めた保険料の一部が返ってきているに過ぎないんですよね。
その他にも無事故や病気をしなかった時のお祝い金として支払われるボーナスも私達が支払った保険料の一部が返ってきているだけです。

保険会社のCM・広告では、これらの目を引く宣伝文句に踊らされてはいけません。
保険というのは、保険料が安ければそれに応じて保険金の支給額も小さくなるものなのです。保険商品に、過剰な安さを求めるのは間違いです。


よって、安すぎる保険は存在しません。

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